キャッシングや消費者金融のカードローンで
事業資金を作る事は止めましょう。

理由としては下記の2つです。

(1)金利が高い

最近はクレジットカードでもキャッシングが簡単に行え、
事業資金が不足した際につい手を出してしまう方がいます。

しかし、キャッシングの場合金利が高くなりますし、
ついつい気軽に使って自己資金と勘違いしてしまうケースがありますので、
くれぐれもキャッシングを事業資金に充てるのは止めましょう。

特に銀行では直ぐに借りれるからと消費者金融へ手を出す経営者もいますが、
自転車操業へ走り出す第一歩となるため絶対に止めましょう。

(2)銀行などで融資を受けにくくなる

もしまだ銀行で融資を受けていないのなら、
キャッシングや消費者金融のカードローンではなく
最初に銀行からの融資を受けて下さい。

なぜなら、事業をする者にとって貴重な「銀行融資」という
資金調達手段を捨てることになりかねないからです。

銀行融資という視点で言えば銀行は、
ノンバンクや消費者金融などの利用者への融資を敬遠します。

銀行からの借入が難しいから、審査が緩いノンバンクや
消費者金融を利用しているのではないかと疑います。

事実そうであることがほとんどであり、
銀行が嫌がるのも無理からぬことと言えます。

「銀行融資は手続きがメンドーだから」などという安易な理由で、
ノンバンクや消費者金融を利用するのはやめましょう。

目先の少ない金額をキャッシングや消費者金融のカードローンで高利で借りるより、
まとまった事業資金を銀行で低い金利で借りた方が絶対良いに決まってます。

経営者である以上、くれぐれも
キャッシングや消費者金融のカードローンを使うと
融資に悪影響がある事は頭に入れておいてください。